高橋由江(通称ペコ先生)|心理セラピスト
広島県出身。「人間とはなにか」「精神とからだの関係」「みんなが幸福になるには」「他者=異文化コミュニケーション」をテーマに活動する絵とカラダと言葉の心理セラピスト。
自然観察の好きな少女で、「こころとからだ」が相互に影響をもたらすことを、この時分からすでに感じていた。和光大学で美術を専攻したが、旅先のインドと欧州でゲシュタルト(形態)セラピーを体験。西洋哲学と東洋的めい想の両方に接した。その後、指圧、マッサージ師などの資格を取得、野口整体、気功を学ぶ。
神戸で6年間、関西気功協会ほかで気功講師を務め、1993年米国留学。カリフォルニア統合大学院で修士号を取り、9年前に帰国。経歴や勉学・修行から「いのち」を考え続ける。
1973.
和光大学人文学部芸術学科入学
1977. - 1979
サンケイ映画社・演出部所属
主に、文化庁のための重要文化財の記録映画製作に携わる。
1980.
渡印(インド)。ラジネーシ・アシュラムにて西洋的心理療法(サイコセラピー)と
東洋的瞑想法と療法に出会い、深く啓発され学ぶ。
1981. 07/
渡欧(ヨーロッパ)。インドで体得したマッサージや指圧を実践する。
1982.
帰国。浪越指圧専門学校入学。と同時に野口整体の師について
体系的に学びはじめる。卒業とともに、開業。
アレクサンダー・テクニックの個人レッスンを受ける。
1985.
臨床経験を積むため、多摩川総合病院理学療法室(脳血管障害と外来全般のリハビリテーション)
勤務。その傍ら、竹内敏晴「からだとこころとことばの教室」に通い、リラクゼーション・メソッド、
日本的ドラマセラピーなど学ぶ。
1987. - 1993.
関西気功協会主催の第一回北京観気旅行に行き、気功法の奥深さと出会う。
訪中を繰り返す(5回)。東京より神戸に居を移し、関西圏を中心に活躍。
1987. 08/15- 09/14
中国中医研究院鍼灸研究所主催 国際気功トレーニングコース修了
焦国瑞老師
●気功、整体、リラクゼーション・メソッドなど、様々な角度からこころとからだの関わりを
みつめたオリジナルな治療を実践。とともに、自らの力で健康を養う気功法を中心とした
健康教室で指導にあたる。
●気功法指導
・関西気功協会指導員
・朝日カルチャーセンター・川西
・近鉄文化教室・上本町教室
・大阪谷町6丁目「天龍院」
・芦屋市民センター
1991. 08/24 - 09/05
第一次カリフォルニア観気旅行
11/23 - 11/24
気功ワークショップ「地球の声を聴く」@星耕茶寮@盛岡・早池峰山麓
1992. 09/03 - 09/14
●第二次カリフォルニア観気旅行 企画・添乗・関西気功協会と共催
*観気旅行とは普通観光つまり光を観に行くところを気を観に行くという意味合いを込めてつけられたタイトル。
それまで専ら中国各地の聖地巡りをしてきた観気旅行が初めてカリフォルニアに足を伸ばし、
ネイティブ・アメリカンの精神文化にふれ、ディープエコロジーの潮流に触れて、伝統気功と地球の最先端の
課題がからだの中でつながりはじめた。をれを受けて、第二次は、西海岸で成熟してきた精神文化にさらに深く
入り、またアメリカの自然ともっと過激に一体になりながら、自分自身の内奥を訪ねてみよう"という
ディープな企画になった。これを期に、カリフォルニアに留学することになった。
1993. 01/
アメリカ・カリフォルニア留学
カリフォルニア州立大バークレイ校でESL教育を受ける。
・トレイガー・メソッド
・オーバー・トーン
・バリ・ガメラン・ミュージック
・張宇気功合宿@LA.
・新体道アメリカ合宿@マリン郡
1993. 09/ - 1994. 05/
タマルパ研究所にて、表現芸術教育とライフ・アート・プロセス(初めてダンスを癒しと変容の芸術として
体系づけたアナ・ハルプリンの編み出した方法)のトレーニングコースを受ける。
*タマルパ研究所は、こういったトレーニングコースの他に、コミュニティに様々な形で働きかける
プログラムや癒しのプログラムを行っている。からだとその動きの表現に働きかけていった時に
顕われてくるプロセスそのものが、個的そしてグループの身体的、感情的、知的、霊的レベルを
統合する方法だと考え、それをライフ・アート・プロセスと呼んでいます。
それは個的、共有的な創造性を生みだし、現実生活に働きかけ変容する力をもっているとの信念に
基づいています。
Dance therapy, Movement therapy, Expressive Art therapy
1994. 07/01-
コロラド州ボールダーにあるナロパ学院(ビートニクとチベット仏教の大学院)の
20周年記念イベント・ビートコンファレンスに出席。当時生存していたビートニク・アーティストたちの
優れたパフォーマンスやフィルムを一週間に渡って、三昧する。
その精神に感銘の末、ロッキー山脈の自然を学ぶ「ディープエコロジー」とネイティブアメリカンの
女性エルダーによる「ネイティブアメリカン女性の智慧」という二つのクラス単位を取る。
その後、ニューメキシコに南下。タオス・プエブロ、サンタフェから西のアリゾナへ。
フォー・コーナーズを抜け、ホピ・ランドを訪ねる。
何千キロかのドライブとキャンピングアウトとモーテル泊の日々。
*雑誌「Switch」の取材で来ていた佐野元春と会い、ボールダー在住の日本人を紹介してもらう。
この時のことは、佐野元春著「コヨーテ・・」に書かれている。
1994. 09/ - 1995. 05/
カリフォルニア・ニューカレッジに編入学
ドラマセラピー、マスクメイキング、異文化交流学、ボイスと民族音楽学を学習
人文学 学士修了
1995. 05/
阪神大震災における心理的トラウマにどう取り組むのかを問いかけるスライド・プレゼンテーションを
CIIS(California Institute of Integral Studies)カリフォルニア統合大学院にて行う。
アーノルド・ミンデルのプロセスワークを学んでいるプロセスワーカーのスーパービジョンを受ける。
1995. 06/ - 1996. 07/
ダイレクト・ランゲージ・コミュニケーションズ株式会社にて、英和翻訳・校正で労働
1995. summer
京都気功会のために、「アメリカ文化ツアー」を企画、全ての手配、添乗、通訳すべてこなす。
カリフォルニアーアリゾナーユターニューメキシコと廻る。セドナでスエットロッジ、ホピと
タオス・プエブロの二つの部族と文化交流。
1996. 02/
気功ワークショップ@CIIS (California Institute of Integral Studies) カリフォルニア統合学院
1998. 06/05- 06/07
北カリフォルニア・グループサイコセラピー・ソサエティ主催
第38回クリニカル・コンファレンス出席
「サイコダイナミクス・グループプロセス」
「女性たちの人間関係のもつ力」
「インターパーソナルグループセラピーにおける異文化交流促進のためのテクニック」
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